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誰かと一緒に何かをつくり上げることが好きで、その中で自分の役割を考え、動いていくのが得意です。
建築の課題では、自分なりに「どうすれば空間が生きるか」を大切にしながら取り組み、優秀作品に選ばれたこともあります。
ただ図面を描くだけでなく、人の動きや使い方を想像しながら考えるプロセスが好きです。
‒ デザイン × 広報 × クリエイティブ ‒
SNS・広報活動
• SNS 総フォロワー 3.3 万人:情報発信の戦略的運用・動画編集・ビジュアル制作
• 動画制作・プレゼンシート作成が得意:視覚的に伝わるコンテンツの構築
ダンスとリーダーシップ
• K-POP ダンスサークルを大学で設立・運営
• 部長・広報担当として組織のマネジメント・ブランディングを経験
• チーム全体をまとめるリーダーシップ
建築とのつながり
•「空間 × 表現」の視点を活かしたデザインアプローチ
• SNS・プレゼン技術を建築に応用し、効果的なコミュニケーションを実現
得意分野
Illustrator、Archicad、capcut(動画作成)
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目次(2年次課題)
・集合住宅課題
・カフェ課題
・美術館課題
・ノットハウス課題(優秀作)
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- 住宅課題作品:行雲流水 -
コンセプト : 重層的な関係をつくる RC と木の架構のずれ
室内の熱気を逃しやすいように、エアコンに過度な負担をかけないよう開口部を多く設け、節電ができる通気性に優れた住宅。
川沿いの敷地なので風通しが良く、自然の風の心地良さを感じられるような住宅を作った。
室内は開口部を多く設けることにより光が入り、日中は室内を明るく保てるような設計。日当たりがいいので冬場の光熱費を抑え、結露やカビのリスクを軽減することの出来る住宅。
2階のバルコニーは外側に張り出した RC臥梁(がりょう)とその内側に架けられた木造床がずれることで、内外上下に各層を横断した街との立体的な関係がうまれる。
サクラのように、年月をかけ変化し続ける時間軸と重層性の建築を考えた。
構成は、外的要因により定められた2層のRC構と内的要因による 3 層の木架構の重ね合わせから成る階高の大きな RCの骨格を設定。
異種架構や生活要素、そしてサクラの木、それぞれがずれながら重なり合うことでゆるやかに生成変化していく時間軸を内在した建築を目指した。
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川遊びとランドスケープの構想
川の水深は 30cm で各住宅の前に川をつくることで、川遊びをしている子供たちが見えるので安全を確保できる。
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- カフェ課題:街を照らすベーカリーショップ ~毎日の暮らしのアクセントになるパン屋さん~
コンセプト:この街に暮らす人にとって毎日の暮らしのアクセントになるパン屋さん。
街のランクを一段階上げるような存在になるパン屋さんを制作しました。タイトルにもある、「街を照らす」に沿って考え月やライトを全面窓など明るく街を照らすような存在になるカフェを制作しました。
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構想過程
敷地周辺
・駅が近くにあり人通りが多く、工場が学校が多く登下校する学生、従業員が通ってるような地域
・建物は北向きの角地で周辺は高い建物が多く、日当たりの確保が難しい立地条件
アイデア
・パンを並べる台に月のデザインを採用
・立地条件を加味して自然光が入りやすい大きい窓を設置
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- 美術館課題:ドラえもん美術館
コンセプト:地域の小さい子供たちが遊びに来られるようなカジュアルな美術館
この敷地周辺には小学校や団地、公園などがあり小さい子供をよく見かけたので子供たちが遊びに来られるようなカジュアルな美術館を目指し設計しました。
3Fの屋上には屋外の上映を展示し野外シネマのエリアを設置。またもしもボックスなどおなじみの道具も展示するエリアも設置。
2Fデッキにはシアタールームがあり、スクリーンが上がると扉があり、外に出られる仕組みに。どこでもドアのような要素を使用して屋上への導線にしました。
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周辺地域
美術館利用者以外も使用できる地域公園のスペース
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各種、立面図・平面図1
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各種、立面図・平面図2
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- ノットハウス課題(優秀作):ルーフバルコニーの家
コンセプト:バルコニーが生み出すコミュニケーションを楽しむ住宅
日頃からバルコニーやベランダや窓から気軽に住民同士で声をかけるコミュニケーションが行われています。
屋内にも屋外にもつながる、開放的で人とのつながりも感じられる家を作りました。
この家の特徴は、縦の広がりを考慮して間取りを設計し、部屋同士を仕切る壁を極力使わないということです。
空間が緩やかにつながっているので開放感があり、家族間のコミュニケーションも活発になる効果が期待できます。
視界を遮るものが少なく、それぞれのフロアがゆるやかにつながっているため、視覚的な広がりを感じられます。
部屋と部屋を廊下で繋げる必要がないため無駄なスペースが減り、収納場所としても使えます。
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こだわりポイント:
ワンルームを床だけで区切り、風通し・採光の良さを考えた構造にしたこと
小さい敷地の中で、建物をコンパクトにして、庭を設置。上面全てをウッドデッキ貼りにして広い庭を作りました。
手前の二段は高さ1m以下のテラスなので、床面積には入りません。
三段目二階が玄関ではしごで屋上へと上がる構造。
地下にいても外と繋がっていてダイニングから外のデッキに移動可能に。
デッキレベルを少し上げることで中から見たら外のデッキが近くなります。
天気のいい日はルーフバルコニーをリビングにすれば狭めの住まいでも快適に。
北向きにバルコニーを設置したのは、直射日光が当たらないので家具や、床、本などが日焼けしません。
床だけで区切っているこの家には内壁で部屋を区切っていないためエアコンが効きにくいですが、北向きは室温が上がりにくいため真夏でも涼しく過ごせます。
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風通しを良くするため、地下の部屋とダイニングの間にはあえて隙間を設けています。
リビングからも小さい階段を設置し一体的に利用可能に。
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各種手描き図面1
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各種手描き図面2
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目次(3年次課題)
・見立て課題
・ショッピング課題
・ホテル課題(優秀作)
・即日設計 住宅力課題
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- 見立て課題:Melody Tree
カラコロと音を奏でる知育玩具
コンセプト:インテリアとしての美しさ
知育玩具としてだけでなくインテリアオブジェとしても美しく、空間に彩を加えます。デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムとして、様々なシーンで活躍。
ポイント1:組み立てからスタート。収納時は、葉の部分を取ればフラットに。
子供の発想力、想像力、洞察力、集中力などを養えるおもちゃを目指して制作。組み立てたり壊したりすることで、物の立体的な形や造りなどの空間認識能力を養うことができます。
ビー玉を上から転がす操作は、手先の細かな動きと協調性を要求します。このような遊びを通じて手先の器用さと細かい運動スキルが向上します。
ポイント2:松ぼっくりをメロディーツリーに見立てる
ビー玉を水に見立て上から下に水滴が落ちていく様子を表現。松ぼっくりの構造が持っている『ルート』をツリーに見立て。
ポイント3:子供の発想力
一通り遊んだ後、解体しもう一度組み立て、歯の大きさを大きい方から小さい方にパターンを変えて遊べる方法を子供自ら考え新しい形を生み出します。
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- ショッピング課題:おひさまの絵本棚
コンセプト:子供たちにとって魅力的な遊び場所・読書を通じて親子の大切な時間を過ごすことができる場所
ターゲット:親子、幼児~小学生
本の対象年齢に縛られ過ぎず、子供たちが素直にものを見るまなざしや豊かな感受性を大切にできるような絵本屋さんにしました。壁一面を本に囲まれた迷路のような空間にし、子供たちの好奇心をくすぐるような仕掛けをたくさん施しました。
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トンネル×ベッド×本棚
小さな子供でも身長の高い子でも使いやすいように、下段の高さを工夫。
中の空間にも入れるようなトンネルも用意。
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各種展開図
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- ホテル課題(優秀作):リラックスとウェルネスを提供する都市のオアシス
コンセプト:都市の喧騒から解放され、忙しい生活を送る人々が心身をリフレッシュできる施設
ターゲット:観光客、ビジネスパーソン、地元住民
ポイント1:屋上ガーデンでのヨガセッション
屋上でヨガを楽しむことができます。周囲には植物があふれ、自然光が降り注ぐ開放的なスペース。
忙しい日々をすごすビジネスパーソンから、健康や心身のリフレッシュに関心の高い旅行客・地元住民にもおすすめ。
ポイント2:地元食材を使ったレストラン
地元の新鮮なオーガニック食材を使用した、美しく盛り付けられたヘルシーメニュー。京都らしい食材が取り入れられ、視覚的にも満足できるダイニング体験ができます。
特に、京都特有の野菜や食材を使った「地元とコラボした健康食メニュー」を打ち出し、健康志向の旅行者にアピール。
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〇周辺状況
・人通りは少なく、目の前に堀川通りがある。
・車の騒音は気にならない。
・周辺建物が高い分、シティー感が感じられる地域。
〇パブリックスペース
1.開放的な1階ダイニングエリア
通行人が1階のダイニングで食事をする人や働く人々の様子を見られるよう設計。外からでも入りやすく親しみやすい雰囲気を演出。
2.誘導効果のあるベンチ配置
正面から見たとき、自然に奥に進みたくなるように東側にベンチを並べ、座っている人々が外からも視認できるように工夫。
ホテルのエントランスは約15mの吹き抜けを採用し、
開放感にあふれたデザインに。南から自然光がたっぶりと降り注ぎます。
〇客室
3階の客室は、間口が2,300mmとコンパクトですが、天井高を3,800mmとし奥行きを広めに確保することで、ゆとりのある空間を演出。
部屋に入ると短い廊下が続き、その先に開放的なリビングルームが広がります。リビングエリアにはソファとテレビが整然と配置され、奥の窓際にはダブルベッドを設置。
客室に入ると木の香りが漂い、落ち着いた雰囲気に包まれます。
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各種平面図・断面図・照明詳細図・立面図
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- 住宅力課題:階(きざはし)の緑
コンセプト:「第2の地面」
分節したボリュームが段上に連なり、家全体をつなぐデザインに。
緑あふれる「第2の地面」が家族の暮らしをつなぎ、光と自然が共存する豊かな日常を提供します。
1. 屋上庭園 - 段々畑のような緑の空間
屋根の上には階段でつながる緑化された屋上庭園を設け、家族のさまざまなアクティビティの場として活用できます。
芝生をベースに、四季折々の花が咲く植栽を配置することで常の中で自然を感じられる空間としました。
2. 中庭と光 - 緑を感じる子ども部屋
階段を上がるとすぐに中庭が広がり、その緑が階段に光をもたらします。
中庭は子ども部屋からも見える位置に設置し、室内にいながら自然の気配を感じれられる設計に。
3. レベル差が生む広がりとつながり
キッチンとリビングの間には750mmのレベル差を設け、視覚的な変化と空間の広がりを演出しました。
僅かな段差が生活導線に緩やかな区切りを与えつつ、家族のつながりを保つ心地よい関係性を生み出します。
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各種断面図・平面図・立面図
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- 住宅力課題:結(ゆい)の家
コンセプト:地産地消や自給自足の考えを取り入れた住宅
大地に根付くことを『環境や地域とのつながりを大切にする姿勢』と捉え、地産地消や自給自足の考えを取り入れました。
敷地内に小さな畑を設け、食費の一部を自給することで環境との調和を目指しています。
火を囲む薪ストーブを家の中心に配置し、家族が集まるコミュニケーションスペースを設計。環境・地域社会とのつながりを重視した住まいを提案します。
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〇露天風呂
寒い地域に建つ家として想定し、内風呂と露天風呂を設けました。
内風呂はリビングや寝室からスムーズにアクセスできる配置、露天風呂は寒さを感じながらも自然を楽しむ贅沢な空間として設計をしました。
〇ウッドデッキ
リビングから内と外につながるウッドデッキを設け、家族の暮らしに解放感と多様性をプラス。
リビングの床と高さを揃えたウッドデッキは、室内と外部空間を一体化させる設計で、視覚的にも広がりを感じさせます。
デッキは内風呂と露天風呂への動線ともつながっており、家の中から自然へ、とスムーズに移動できる設計です。
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各種断面図面・建築模型
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バルコニーは1階に自然光を届ける役割を果たし、デッキの見える仕事部屋は解放感を生み出し、執筆活動に集中できる環境を提供。
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- 住宅力課題:灯文の家
コンセプト:住まう人に「奥へ進みたくなる」体験を提供する住宅
この家は間口 1800mm という制約を逆手にとり奥行きと視覚的な広がりを演出することで住まう人に「奥へ進みたくなる」体験を提供します。
玄関土間からデッキまでの視線を一直線に繋げ、外部と内部の一体感を生み出す設計に。
〇設計意図
陽の入りにくい玄関土間にはデッキ側の大きな窓から自然光を取り込み、柔らかな光が行き届くよう配慮しました。
また、限られたスペースを最大限活用し、ライター夫婦のライフスタイルを支える大容量の本棚を玄関土間に配置しています。
1階は仕事部屋や打ち合わせスペースとして設計し、ブライベートエリアと分離することで、外部の来客が居住空問に立ち入らないよう配慮しました。
階段下のトイレも、限られた高さの中で快適性を確保した工夫を施しています。2階は家族の生活スペースとして設計し、子ども部屋やバルコニーを配置。
バルコニーは1階に自然光を届ける役割を果たし、デッキの見える仕事部屋は開放感を生み出し、執筆活動に集中できる環境を提供します。
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各種断面図・CGパース
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- 住宅力課題:「地に着いていない空中庭園」
庭師である夫の要望を元に、日常は地面で植物と向き合い、家では空中庭園で植物を楽しむ生活をデザイン。
崖地の特徴を活かし高低差を取り込むことで、家全体が庭と一体化する設計を目指しました。
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インテリアデザイン
素材感を大切にした木質系の床材やシンプルな壁面仕上げを採用。温かみのある間接照明が空間を優しく照らし、居心地の良いリラックスした雰囲気を演出。
広々とした天井によりどのような用途でもストレスを感じさせない快適さを実現。