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求人募集に効果的な写真の基本を解説!写真選びで応募者は変わる?

求人募集に効果的な写真の基本を解説!写真選びで応募者は変わる? 画像素材:PIXTA

求人広告で募集要項などと合わせて重要なのが掲載する写真です。求人広告の第一印象を左右するといってもいい重要なものですが、どういった写真が求職者の興味を引くのに効果的か、頭を抱えている採用担当者もいるでしょう。今回はインテリア・建築業界での求人募集において、どのような写真が効果的かを解説します。

求人広告の写真は求職者に興味をもってもらうために重要

昨今はインターネットでの求人媒体が主流で、膨大な数の求人が掲載されています。紙媒体ではページをめくれば全ての求人を眺めることができるのに対して、インターネットはクリックしてもらわないと詳細な情報がわからない仕様になっていることも多いです。

そのため、写真はパッと目に入り求職者の目を惹く情報として、キャッチコピーと共に重要な要素と言えます。キャッチコピーや本文作りで試行錯誤したり工夫を凝らしたりするのと同様に、写真にも手をぬかず魅力的なものを選びぬくことで、求職者の注目を集めることができるでしょう。

「施工事例」の写真は仕事をイメージしてもらいやすい

インテリア・建築業界の求人広告で掲載されている写真といえば、施工事例です。住宅やオフィス、飲食店、宿泊施設、結婚式場など扱う建物の種類はもちろん、デザイン性へのこだわりなども含め、どのような空間やデザインを扱っているかが、文章よりも断然良く伝わるので、インテリア・建築業界の求人広告ではぜひ掲載すべき写真といえます。

写真を複数枚掲載できる場合が多いので、偏りがなくさまざまパターンの事例を掲載するほうが、求職者が会社の仕事内容をイメージしやすく、興味関心を惹きやすいです。

また、施工事例は、やはりプロが撮影した美しい写真の方が印象は良く、実際に応募の問い合わせも多いそうです。「こんな空間づくりに携わりたい」と思えるような写真を選びましょう。

「社内の雰囲気」や「自社で働くメリット」が伝わる写真も効果的

求人募集に効果的な写真の基本を解説!写真選びで応募者は変わる? 画像素材:PIXTA

施工事例の写真のみを掲載している求人広告もありますが、複数枚掲載可能な際は「一緒に働くスタッフ」「オフィスや働く場所」「社内イベント」など会社の雰囲気がわかる写真も合わせて掲載するほうが効果的です。

さらにいうと、社内の雰囲気だけでなく「自社で働くメリット」が伝わる写真があるとなお良いでしょう。「若い人材が多く活気がある」「フリーアドレスなどがあり、自由な雰囲気で仕事ができる」「福利厚生の一環でドリンクや軽食などが用意されている」「研修制度が整っている」など、会社によってさまざまな魅力があると思いますので、それらの風景を撮影して掲載するのもおすすめです。

施工事例は美しい写真の方が良いとされていますが、それ以外は綺麗すぎない写真でも問題ありません。むしろ、いかにも撮影のために用意したというような写真よりも、普段のオフィスの様子などリアリティのある写真のほうが、会社についてのイメージが伝わる場合も多いでしょう。

ただし、薄暗い雰囲気よりは明るい写真の方が印象よく見えるもの。アプリなどで明るく補正したり、柔らかな自然光を活かして撮影を行ったり、ちょっとした工夫は重要です。現在はデジタルカメラの性能も良いので、気軽に撮影してみましょう。

文字とは違う写真のメリット

募集要項は必要な情報を項目に沿って正確に記載することが求められますし、広告の本文は仕事内容や会社についてわかりやすく説明することが第一です。

一方、写真はひと目でイメージを伝えることができるというメリットがあります。工夫の余地も大きいアピール方法なので、ぜひ、自社の魅力や仕事のやりがいが伝わるものを選びましょう。

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