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公開日:2023年5月1日 (更新日:2023年5月1日)
2023年3月7日、今年のプリツカー建築賞が発表されました。プリツカー建築賞は、建築業界における最高峰の賞の1つであり、世界各国から毎年1人または1組の建築家に贈られます。一方国内でも、建築・デザインにまつわる賞があります。今回はそれぞれのアワードの特徴や応募要項をまとめました。
プリツカー賞は存命の建築家に対して、その業績が讃えられるアワードで“建築業界のノーベル賞”ともいわれています。受賞者は巨匠と認められるビッグネームが名を連ねており、毎年誰が受賞するかは注目の的です。
一般社団法人 日本建築学会が1949年より開催。建築作品だけでなく、建築に関する論文、技術、業績を表彰する建築賞です。
作品賞は、国内に竣工した建築(庭園、インテリア、その他を含む)の単独の作品が対象。例年3作品が選出されています。社会的、文化的、環境的見地から極めて高い水準の独創的な作品、新たな建築の可能性を示唆する作品が求められています。
今年は2023年4月19日(水)に発表されており、建築作品としては町家形式の会所を増改築した「郭巨山会所」、共感の輪を広げるデザインが評価された「山形市南部児童遊戯施設 シェルターインクルーシブプレイス コパル」、スーパーの跡地を地域共生文化拠点とした「春日台センターセンター」の3作品が受賞。応募要項は以下の通りです。
一般社団法人 日本商環境デザイン協会と一般社団法人 日本空間デザイン協会が開催してきたデザインアワードを合併し、2019年に誕生しました。卓越したデザインや優秀なデザイナーを発掘し世界へ発信していくことで、空間デザインの新たな可能性を拡げることを目的としています。
日本最大と言われる空間デザインのアワードだけあり、応募カテゴリーは幅広く、住空間から商業施設、文化施設などを含む11のジャンルがあります。ジャンルごとに銅賞・銀賞・金賞を選出。さらに、金賞に選ばれた11作品の中から3作品が「KUKAN OF THE YEAR」に選出されます。
ちなみに昨年度の「KUKAN OF THE YEAR 2022」は、新施設のエキシビションとして六本木で開催された「route to root - retracing the story of down. -」、道後温泉のアートイベント「おそいおそいおそい詩」、そして徳島県上勝町の環境配慮型施設「上勝町ゼロウェイスト・センター」の3作品でした。応募要項は以下の通りです。
公益財団法人日本デザイン振興会主催のアワードです。プロダクトや建築、インテリアはもちろん、社会や地域の課題解決、新しいコミュニケーションのシステム、メディアやビジネスの開発など有形無形のデザインが対象。優れたデザインを表彰するだけでなく、産業の発展と暮らしの質を高めるデザインを広く伝えることを目的としています。
2022年は、需要が少ない大径木や端材に近い挽き板を活用するなど、木材を無駄なく使用しつくられた平成建築の「バウマイスターの家」などが金賞を受賞しています。応募要項は以下の通りです。
各アワード、デザイン性の高さだけではなく、サステナビリティや社会的な課題を解決することを目的とした作品が目立ちます。今後もどのような空間や建築物が選出されるか、今から楽しみです。
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今年のプリツカー賞は? 憧れのインテリアデザイン・建築関連の賞をおさらい