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施工管理の1日のスケジュールはどうなっているの? 会社や現場を往復、デスクワークも

画像素材:PIXTA
施工管理の業務は、工事現場のスケジュールや品質、安全の管理など多岐にわたります。会社に出勤するだけでなく、管理している工事現場に出向くなど、業務を行う場所も様々。それゆえに、業務や1日の流れが分かりにくい職種でもあります。今回は、そんな施工管理の1日の仕事の流れや、スケジュールを組むうえで注意したいことなどをご紹介します。

施工管理の仕事の1日の流れ

■通勤
通勤先は会社の場合と現場の場合があります。また、直行で現場に行く場合だけでなく、一旦会社に出社して準備をしてから現場に向かうということもあるでしょう。いずれにしても工事は朝早くから始まることが多いため、現場には一般的な会社の就業時間よりも早く出勤する場合が多いです。

■午前
現場にいる場合は社員や作業員と朝礼をして、その日の作業の流れや危険なポイントなどを全員にアナウンスします。作業を安全にスムーズに進めるために重要な時間の一つといえるでしょう。その後は現場の様子や工事の進捗状況、品質、安全性などを改めて確認していきます。

一方で会社にいる場合は、書類や図面などの作成・確認をします。現場をスムーズに進めるための準備を行うことになります。

■午後
昼食後は午前と同じ場所で作業を続ける場合もあれば、会社から現場に向かったり現場から会社に戻ったりする場合もあり、そのとき担当している現場などによって変化します。クライアントや他の業者との打ち合わせが入っている場合もあるでしょう。

■夕方
現場にいる場合は、工事が終了し作業員が帰宅した後に、事務所に戻って事務作業を行うことが多いでしょう。報告書や安全確認の書類作成のほか、スケジュールの確認や次の日の作業の指示書作りなど作業に追われることも。定時に帰れることもありますが、作業が立て込んでいる場合は遅い時間まで残業することもあります。

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1日の業務の中で注意するポイント

様々な業務が発生する施工管理は、複数のことに目を配りながら仕事をする必要があります。特に安全の管理は、工事現場において最優先しなければならないことの一つです。現場を見回りながら危険なところはないか、自分も含めて作業員たちの保護具が適正かどうかなどを、日々の業務を進めながら確認することが欠かせません。

また、工事の進捗確認やそれに伴う細々としたスケジュール調整にも、注意する必要があります。工程に余裕のないスケジュールでは、作業員の精神的なゆとりがなくなり、事故を誘発してしまう原因にもなりかねません。スムーズに現場で業務を行っていくために、適度に作業員の方々とコミュニケーションを取ることも重要でしょう。

1日の業務は担当している現場やどの作業段階なのかによっても異なってきますが、どの場合においても工期や人員、資材などに余裕を持って計画し、1日1日しっかりと業務を行っていくことが大切といえるでしょう。

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