公開日:2023年5月31日
(更新日:2023年9月19日)
画像素材:PIXTA
就職・転職で合否を左右するポイントの1つとなるのが志望動機です。履歴書や面接で必ずと言って良いほど問われるものではありますが、志望動機を考える際に行き詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、企業に上手にアピールしインテリアデザイナーの就職・転職を成功させるための、志望動機の書き方や伝え方をご紹介します。
志望動機に盛り込むべき5つの内容
志望動機により「会社のビジョンや社風に合う人材か」「志望度の高さ」などが判断されます。企業の理念など詳細な部分も調べたうえで、入社後に生かせる自分の強みや価値、将来像などを具体的に考えることが重要です。
選考者の目に留まる志望動機に仕上げるために、必ず下記の5つを盛り込みましょう。事前にしっかりと、自己分析や企業のリサーチをしておくことが大切です。
【志望動機に盛り込む内容】
- インテリアデザイナーを志望する理由
- 志望した企業を選んだ理由
- その会社やインテリアデザイナーを志望したきっかけや経験
- 入社後インテリアデザイナーとして、会社でどのように活躍・貢献できるか
- 入社後の目標(将来どのように成長・キャリアアップしていきたいか)
企業を選んだ理由は、働く社員の特徴・企業の強み・社風などと関連づけると、自社にマッチした人材だと判断されやすくなるでしょう。入社後の目標やインテリアデザイナーとして成し遂げたいことなども詳しくしっかり書けると、熱意の高さが伝わります。
またインテリアデザイナーは、チームワークを高めるための協調性や、コミュニケーション能力、肉体労働をするための体力、緻密な作業を続けるための忍耐力も要する職業です。専門的な知識・スキル以外の部分でも、自分の強みや提供できる価値をPRできると、選考の通過率が高まることでしょう。
志望動機の書き方のコツ:PREP法
「最後まで読みたい」「面接で話してみたい」と選考者に感じてもらう志望動機にするためには、「PREP法」に基づいて書くのがおすすめです。説得力があり、わかりやすい文章に仕上げることができます。
【PREP法の文章の流れ】
- POINT/最初に、結論・主張などの要点を述べる
- REASON/次に、結論や主張に至った理由・根拠を示す
- EXAMPLE/続いて、事例・具体例・データを出すことで理由に説得力を持たせる
- POINT/最後に、もう一度結論・主張などの要点を述べる
【PREP法を用いるメリット】
最初に要点(結論・主張)を書くことで、何に関する内容なのか相手がわかったうえで読み(聞き)進めることができ、内容をスムーズに理解できます。また、理由を明確にしたうえで具体例も挙げるため、説得力を高めることも可能。最後にもう1度要点(結論・主張)を述べることで、相手に伝えたい事柄を印象付けることができます。
文字数に応じた書き分け
画像素材:PIXTA
志望動機を書く際に指定される文字数は、多いと600~800文字程度、少ないと200~300文字程度になるのが一般的です。文字数が多い場合は「PREP法」の4つをすべて盛り込み、具体的な内容に仕上げましょう。
一方、文字数が少ない時は、具体的な内容まで記載するのは難しくなります。最低限伝えたいことだけを厳選し、省いても大丈夫な言葉はそぎ落として、端的な文章にしてください。「インテリデザイナーとして、志望する企業で成し遂げたいこと」「成し遂げたいと思った理由や背景」「インテリアデザイナーとして、会社でどのように活躍・貢献できるか」は、必ず書きましょう。
アピールしたいことが相手に伝わりやすい文章に
企業にマッチする人材であることをアピールするために、入念に企業のリサーチや自己分析をしてから志望動機を考えることが大切。要点(結論や主張)を最初に書くことで理解しやすい文章になり、具体的な理由や事例も盛り込むことで説得力が高まります。志望動機は無理に長くせず、相手にとってわかりやすい文章になるよう、スムーズに読み進められるシンプルな内容にすることを意識しましょう。
求人@インテリアデザインでは、大手企業から個人事務所まで、業界内の様々な会社の採用情報を掲載しています。業種、職種、特徴、キーワードなどで絞って検索ができるので、あなたに合った仕事を探せます。
インテリアコーディネーターの求人転職情報
インテリア業界の求人・転職情報