公開日:2023年11月29日
(更新日:2023年11月29日)
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建築・インテリア業界で転職を考えている場合、どのタイミングで転職活動をするのがベストなのでしょうか? 今回は、建築・インテリア業界で求人が増えるタイミングや転職活動に必要な期間について解説していきます。
狙い目は、求人募集が増えるタイミング
建築業界、インテリア業界ともに人材不足が慢性化しているため、年間を通して多くの求人が出ていますが、その中でも特に求人が増えるタイミングがあります。求人が増えれば、それだけ選択肢も多くなり、採用される可能性も高まるため、タイミングをみて集中的に転職活動するのがおすすめです。
建築業界の狙い目
建築業界は公共工事などが多い年末や年度末が繁忙期。それが落ち着く時期には、次の繁忙期に向けた体制の整備のために求人が多くなります。ボーナス支給後に退職する人も多く、それらが重なる2〜3月ごろが最も求人が増えるタイミングと言えるでしょう。
また、建築業界は4〜6月も閑散期であり比較的仕事が落ち着いているため、この時期も引き続き求人が多い傾向。応募者にとって、求人も増えるが転職者も増える2〜3月や夏のボーナス支給後と比べると、競争率が低いというメリットがあります。
この時期の求人は、新年度に入社した人から退職者が出たり、新体制発足後に人材が足りなかったりと「できるだけ早く人材を補填したい」という企業も増えるので企業側の採用意欲も高く、転職希望者にはおすすめです。
インテリア業界の狙い目
インテリア業界も、同じような理由で求人が増える時期は2〜3月ごろ。どの業界でも共通していますが、夏のボーナスの支給後となる8〜9月ごろも求人が増える傾向にあります。
また、インテリア業界は一般的に6〜7月、11月が閑散期であり、このタイミングも求人が増えるチャンスと言えるでしょう。
結局、転職するのはいつがベスト?
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ここまでは求人が増えるタイミングと業務が落ち着いているため比較的求人が出やすい時期を紹介しました。それぞれ、以下のようなメリットがあるので、自分に適していると感じた時期を選ぶとよいでしょう。
ボーナス支給後や新年度に備えたタイミング(2〜3月、8〜9月)
インテリア業界、建築業界共に多くの求人から選ぶことができます。その分競争率も高いので、スピーディに動くのがおすすめ。経験者がキャリアアップをしたい場合などはこの時期がよさそうです。
閑散期(建築業界4〜6月、インテリア業界6〜7月・11月)
応募者の競争率が比較的落ち着いているため、ボーナス支給後よりもじっくりと求人を選ぶことができそうです。現職につきながら転職活動を行うのも閑散期のほうがスムーズでしょう。また、繁忙期まで期間的に余裕があれば、新たな企業での入社後のサポート体制にも期待できます。経験が浅い人の場合は、この時期の方が腰を据えて転職活動や新たな職場での業務に取り組めるはずです。
建築・インテリア業界で転職にかかる期間は?
情報収集をしたり、面接を受けたり、現職の引き継ぎなども発生するため、一般的に転職活動では3~6カ月ほどの準備期間が必要といわれています。情報収集に1カ月程度、応募書類の準備・応募して面接を受けるのに2〜3カ月、現職の引き継ぎに1〜2カ月程度はかかると想定しておきましょう。
建築業界もインテリア業界も忙しい業界。現職につきながら転職活動をするのは、簡単なことではありません。どちらもおろそかにならないようにスケジュールをしっかり確認し、計画を立てておきましょう。
長丁場になると精神的にも身体的にもつらくなるため、転職活動も一定期間に集中して行うのが吉。ぜひ本記事を参考に計画を立ててみてください。
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