公開日：2024年2月8日
（更新日：2024年2月8日）
画像素材：PIXTA
転職活動をするうえで、志望する企業や就活イベントなどの情報収集に役立つSNS。人事担当者が求職者のSNSをチェックするケースもあり、自己PRのツールとしても有効活用できます。インテリア・建築業界では、どのような方法でSNSを活用でき、利用することでどんなメリットがあるのでしょうか。今回は、SNSを転職活動の中で利用するメリットと、使う際の注意点についてご紹介します。
SNSを転職活動に役立てる方法
企業の公式アカウントを見て会社説明会のスケジュールを把握したり、就活情報のアカウントから就活イベントの日程情報を入手したりと、SNSを転職活動に役立てる方法は多数です。社員のアカウントを通じて、現場での様子や企業風土、本音などを知ることも可能でしょう。同じインテリア・建設業界での就職・転職を目指す人とコンタクトを取り、情報交換や悩み相談をするのもおすすめです。
また、SNSで「企業名 年収」など知りたいワードを組み合わせて検索すれば、公式には出ていない口コミ情報を得られるかもしれません。「#インテリア業界」など、知りたい内容をハッシュタグ付きでワード検索すると、企業の情報や面接テクニックなどを効率的に見つけることができます。
SNSでの自己アピールも効果的
求職者にSNSの提示を求める企業もあるため、プロフィール欄は経歴や実績、自己紹介、自分の強みなどを記載し充実させておきましょう。インテリア・建築業界で手掛けてきた作品や成果物を投稿すれば、ポートフォリオの代わりとしてPRできます。会社の規定により成果物を公開できない方は、どのような実務や作品制作を通じて、どのように知識・スキルを習得したかなど、過程をアピールすると効果的。作品づくりで何に注意し、どの点に注力したかも明示することで「即戦力として活躍できる思考を有している」ことが伝われば、書類選考を突破できる可能性が高まります。
代表的なSNSそれぞれのメリットや特徴は？
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インテリア・建築業界での転職活動に役立つ3つの代表的なSNSについて、それぞれの特徴や利用するメリットをご紹介します。
■X（旧Twitter）
利用者の年齢層が幅広く、他のSNSよりユーザー数が多い分、盛んに情報発信されています。インテリア・建築業界での求職者や同じ会社を志望する方と、有益な情報を気軽に交換できるのも特徴。短い文章で発信できるのが強みのSNSだけあり、企業についての必要な情報を端的に得られるのも利点です。
■Facebook
「日本の経営者の間で利用者がもっとも多い」とされているFacebook。実名での登録のため、人事スタッフや企業の現役社員・OB・OGを探し出しやすく、リアルな情報を得ることができます。面識のない方とメッセンジャーで直接コンタクトを取る際に、信頼してもらいやすいところも、実名登録ならではのメリットです。関心のある経営者や人事に友達申請し情報交換していくことで、人脈を広げていくチャンスもあります。
■Instagram
画像や動画をメインとしたSNSのため手軽に発信できるだけあり、企業の公式アカウントからの発信が多いのが特徴。文字だけではイメージしにくい企業の様子や雰囲気を、ビジュアルで明確に知ることができます。自分の個性や人となりを文字で表現するのが苦手な求職者側にとっても、写真で手軽にアピールできるのがメリットです。
SNSを活用するうえでの注意点は？
■公式以外の情報は信じ込まない
SNSは、上手に活用すれば転職活動に有効活用できますが、公式ではないアカウントからの発信内容は、すべてが正確とは限りません。なかには悪質なアカウントもあります。情報を鵜呑みにせず、重要事項は必ず真偽を確かめることが大切です。また、信憑性のない情報は、拡散しないよう気をつけましょう。
■問題発言をしないよう慎重に投稿をする
企業は、求職者の人柄や志望度の高さ、趣味趣向、交友関係などを把握するために、SNSをチェックする場合があります。SNSの投稿内容と面接で話した事柄に相違がないか確かめる企業もあるため、よく考えてから投稿することが大切です。また、炎上につながる批判や暴言、企業への愚痴、社会モラルに反した言動などの投稿は避けましょう。仕事上で得た社内情報を社外へ漏らすことを禁止している企業が多いため、機密性のある内容も投稿しないようご注意ください。
SNSを積極的に利用して転職を成功させよう！
「不確かな情報は真実かどうか確認する」「不適切な発言は投稿しない」ことを念頭に置いて利用すれば、SNSはインテリア・建築業界での転職活動に大いに役立ちます。情報の収集や交換だけでなく、自己アピールの場としても打ってつけのSNS。積極的に活用して、転職の成功を実現しましょう。
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