公開日:2024年2月8日
(更新日:2024年2月8日)
画像素材:PIXTA
昨今、企業の人材不足が目立つようになりました。建築・インテリア業界においても求人数が求職者数を上回る「売り手市場」で、この状況はしばらく続くでしょう。求人広告を出しても応募が集まらず、悩んでいる経営者や採用担当者も多いのではないでしょうか? そこで今回は、求人広告に応募が来ない時にチェックしたい点や改善策をご紹介します。
コロナ禍をのぞき、求人数と求人倍率は右肩上がり
転職・就職市場においては、若年層の人口減少を主な要因とし、近年売り手市場が続いています。コロナの影響で一時期は求人数が減っていたものの、経済活動が正常化し再び求人倍率の高い売り手市場になりました。建築・インテリア業界も例外ではなく、企業の人材採用は厳しい状況にあるといえるでしょう。求人広告を出す場合には、数ある求人広告の中から自社を選ばれるようアピールするためのポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。
応募が来る求人広告のポイント
求人広告を出しても応募がこないという場合は、求職者に仕事の具体性や魅力が伝わっていない、または待遇面などで他社と比べ劣った印象をもたれていることが考えられます。まずは求人広告が、以下の3つのポイントを押さえた内容かどうかチェックしてみましょう。
・仕事内容の記載は具体的か
いうまでもなく、求職者がもっとも重視して見るのは仕事内容です。職種を記載するのは当然ですが、どのような商品を取り扱い、どのような業務を担当するかなど、できる限り具体的にしましょう。また、入社後の研修制度やキャリアパスなどについても記載できると印象アップにつながります。
・他社と比べて待遇面で劣っていないか
売り手市場の昨今、同じような職種で多くの求人があり、そうなると求職者はさまざまな企業の求人を比較し応募を検討します。その際に、給与や残業時間、福利厚生などの待遇面で他社より劣っていると、応募を避けられてしまいます。一度、同業他社の求人を見て、業界の水準に至っているかなどチェックすることをおすすめします。もし自社の待遇が他社と比べ劣っているようであれば、待遇を改善する、もしくは、求職者が魅力を感じるような点をよりしっかりとアピールする必要があるでしょう。
・職場の環境が伝わっているか
職場の雰囲気や環境を伝えられているかもチェックしましょう。若い人材が活躍しているなら「社員の4割が20代」など数字を入れると具体的で伝わりやすくなります。そのほか、離職率が低く定着率が良い、社内行事が多く活気がある、などの場合も、定着率の%や具体的な行事について入れるとなお良いでしょう。
「自社で働くメリット」が伝わる魅力的な求人広告にするために
求人でアピールしたい自社のメリット
前述した3つのポイントを押さえた上で、以下のような「自社で働くメリット」が、欲しい人材にしっかりと伝わる求人になっているかも重要です。
- 未経験からチャレンジできる
- 給与が高く、安定して稼げる
- 残業が少ない、休日が多い
- 研修制度などキャリアアップへの支援が充実している
- 離職率が低く長く働ける環境
- 子育てと両立しやすい環境
以上に挙げたのはごく一例。企業によってさまざまなメリットがあると思います。キャッチコピーを含めて、しっかりと魅力が求職者に届く内容にしましょう。
自社に合った求人媒体を選ぶのもカギ
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自社の欲しい人材像に合わせて求人媒体を選ぶことも採用のカギとなります。多くの人が閲覧する有名転職サイトは魅力的ですが、その分ライバルも多くなります。女性向けの求人サイトや高収入を望む人向け求人サイト、【求人@インテリアデザイン】のようにインテリアや建築業界専門の求人サイトもありますので、欲しい人材に合わせてよく検討してみてください。
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