公開日:2020年4月10日
(更新日:2023年6月27日)
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インテリア業界の職種は実にさまざま。住宅や店舗の内装をデザインする仕事もあれば、インテリアグッズを使って空間をコーディネートをする仕事、家具などを製作する仕事などもあります。数ある魅力的な仕事の中から、今回はインテリア商品の販売職・営業職についてご紹介します。
インテリア商品の販売職の仕事とは?
その名の通り、インテリア商品を販売する仕事を指します。家具や照明器具、インテリア雑貨を扱う店舗で働くのが一般的ですが、インテリア関連のECサイトを運営する企業で働くという手段もあります。
仕事内容は接客や販売だけでなく、商品の検品、発注、品出しなど多岐に渡ります。季節やイベントに応じて、店内のレイアウト変更やPOP、ディスプレイの設置など、お店の空間づくりを行うこともあります。
■未経験からでも働くことができる
販売職の魅力は、何といっても未経験から働けること。たとえばアパレルショップでの勤務経験など、他業種でも販売経験があれば、その知識も役に立つことでしょう。資格も必要がなく、アルバイトからの就業スタートが可能など、デザイン業界の中では比較的敷居が低いことも特徴の一つです。
■インテリアの知識を身につけながら働くことができる
いずれインテリアコーディネーターやデザイナーとして働きたい場合も、インテリアについて学びながら働くことができます。業務の中でレイアウトやコーディネートのセンスを磨くこともできるため、インテリア関連の仕事のファーストステップとしても向いています。
インテリア商品の営業職とは?
一方でインテリア商品の営業職は、店頭に立つのではなくインテリアショップなどに自社のインテリア商品をおいてもらえるようにアピールする仕事です。自社商品を小売店や設計事務所、オフィス、ホテルなどに提案し、使ってもらえるように交渉します。
営業職は家具メーカーやインテリアブランドなど、自社でインテリア商品の製造を行っている企業に勤めることが一般的。取り扱う商品は、家具やインテリア雑貨、小物など、さまざまあります。
営業を行う相手は勤める企業にもよりますが、個人から大手企業まで幅広く考えられます。小さなインテリア雑貨店へ営業することもあれば、大きな企業のオフィス家具や雑貨をまるごと提案するなど、大掛かりなプロジェクトに携わることもあるでしょう。
いずれにせよ、自分の提案したインテリア商品を店舗においてもらえたり、場合によっては実際に使用してくれている姿を見られることは、何よりのやりがいといえるのではないでしょうか。
■必要な資格はないが、経験や知識が必要に
資格は必要ありませんが、どこに勤めるにしても、自分が扱う商品についてしっかりと勉強する必要があります。商品知識だけでなく、ときにはインテリアのトレンドを調べたり、オフィスや店舗のように自社のインテリアを設置する場所について勉強したりすることが必要になることもあるでしょう。
■デザインや設計の経験も生かせるので転職にもおすすめ
営業先が設計事務所である場合、デザインや設計の経験があると、商品の導入方法や事例を上手く提案することができるため、その知識や経験を生かすことができます。営業や販売の経験も重要ですが、専門性の高いインテリア業界においては、職種は違えど業界での実務経験が重宝されることも多いでしょう。
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インテリアの販売や営業の仕事は、製作やデザインの仕事とはまた違った魅力があります。インテリア業界への就職や業界内での転職をお考えの方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。
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