インテリアデザイナーのキャリアアップ、転職か独立か? キャリアチェンジで目指す道
2020年05月14日

インテリアデザイナーの転職先は?
キャリアアップ・キャリアチェンジと聞いて多くの人が思いつく道の一つに「転職」があります。まず、インテリアデザイナーとして同業種に転職する場合と他業種に転職する場合の2つの特徴と違いについて見てみましょう。■同業種に転職する場合
一口にインテリアデザイナーと言っても、その仕事はさまざま。所属していたデザイン事務所や設計事務所によって手掛けてきた仕事は異なるでしょう。大きな会社であれば、ジャンルを問わず幅広い施設に関わっていることもありますし、飲食や理美容、物販、アミューズメントといった商空間、あるいは宿泊施設、オフィス、公共施設、住空間などの得意分野に特化している場合もあるでしょう。さらに、商空間でも個人事業の店舗と大企業の店舗デザインとでは、求められる能力も変わってきます。そのため転職を考えるときには、自分が得意な分野や興味がある分野に力を入れている会社かどうかを事前にリサーチする必要があります。■他業種に転職する場合
インテリアデザイナーとしての経験を生かし、近い業界や業種への転職を検討するのも良いでしょう。例えば、インテリアデザイナーとして培った知識とセンスを武器に、建築設計の分野に転身する場合もあります。もちろんインテリア分野の知識や経験を活かすことはできますが、建築知識が必要になるため、仕事を通じて、または独学での勉強が必須です。ただし、経験を積み資格を取得できれば、給料のアップも期待できます。
その他には、インテリアデザイナーの仕事では、商空間や宿泊施設、公共施設などの企画段階からクライアントともに作り上げていき、プロモーションまで携わる場合もあります。デザイナーとしての視点・感性を生かし、企画・コンサルティング・PRなどの会社に転職するケースも少なくありません。

フリーランスや独立して事務所を立ち上げる道も
これまでの経験や知識を生かして、フリーランスになったり、事務所を立ち上げたりして独立する道もあります。会社員ではなく、事業主としての仕事は不安で大変なことも多いですが、その分、自分の得意分野や興味がある分野に注力できるため、やりがいに繋がります。独立する際におすすめなのが、個人店や飲食店、美容室など何かに特化すること。確かに、広くさまざまなジャンルの仕事を受けるのももちろん良いですが、何か一つに特化すれば自分の強みを売り出すことができ、数ある同業他社と比較されても、個性が光る存在となりえます。
キャリアチェンジやキャリアアップは、自身の人生にも大きくかかわるため、決断するには勇気が必要かもしれません。しかし、これまでの経験を振り返り、自分が何を求めているのかを考えるきっかけにもなります。視野を広く持って多くの選択肢を考えつつ、しっかりとリサーチを行って、悔いのない道を選びましょう。
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