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2021年以降に建築予定! 商業施設、駅、ビルなど話題の未来の建築物をずらりと紹介

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暮らしやワークシーンを盛り上げる商業施設やビルが、2021年以降も次々とオープン予定。有名な建築家が手掛けるものや、デザインが個性的なもの、再開発で生まれ変わるものなど、話題の建物をピックアップして紹介します。

ワタミオーガニックランド(岩手県陸前高田市)

外食チェーン大手・ワタミ株式会社が岩手県陸前高田市と協定を締結し、有機・循環型社会をテーマにした日本初のオーガニックテーマパーク「ワタミオーガニックランド」。東日本大震災の発生から10年後となる2021年3月11日に開業予定としています。約23ha(東京ドーム5個分)の広大な敷地に、レストランやショップ、農場、養鶏場、牧場、宿泊施設、エネルギー(発電)施設、工房などの施設を段階的に拡充していくようです。

特に注目の施設が、開業から1年後の2022年3月11日にオープンする「ワタミオーガニックランド野外音楽堂」。収容人数は約5万人で、野外音楽堂としては国内最大級。デザインと設計を担当するのは、新国立競技場の設計も手掛けた隈研吾氏です。

テーマは「緑と調和する建築」で、音楽と大自然が響きあうようなデザインをイメージ。山と海に囲まれたロケーションを活かし、「ステージでは海に向かって音楽を奏で、観客は山に向かって並び鑑賞を楽しむ」レイアウトを構想しています。陸前高田市が発祥の気仙沼大工や、高品質なブランド材として定評のある気仙杉など、地元の素材や伝統技術の活用も視野に入れているとのこと。

House&Restaurant maison owl(山口県宇部市)

洞窟のようなデザインが目を惹く『House&Restaurant maison owl』が、フレンチレストラン『restaurant noel』と『株式会社温故知新』のタッグにより2021年の夏にオープンします。「1万年前からありそうで、1万年後にもそこにありそうな」をテーマに、次世代の建築界をリードする石上純也氏が設計を担当します。

同店は「シェフの隠れ家にお客様を招き、ロマンを感じる時を過ごしていただきたい」という思いが込められています。また、食事だけにとどまらず、1日1組限定で宿泊も可能です。

建設中の段階ながら、これまで国内だけでなく、カルティエ財団現代美術館での大規模個展や、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロンドン、上海、ローマでも紹介されました。開業前でもすでに世界中から脚光を浴びる、注目度の高い建築プロジェクトです。

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業(東京都渋⾕区)

神宮前交差点の南西角に広がる神宮前6丁目エリアで、再開発事業が進行中です。東急不動産株式会社(権利者・特定事業参加者)と神六再開発株式会社が共同で事業を進め、オリンピアアネックスの跡地を含めた約0.3haの土地を総体的に整備します。再開発地には、店舗・公共公益施設・鉄道用変電施設・駐車場などが入る地上10階・地下2階建ての商業施設が、新たなランドマークとして2022年に誕生予定です。

外装と屋上をデザインするのは、建築家の平田晃久氏。「KNIT DESIGN(まちを編む)」がコンセプトの外装は、表参道の街並み・ケヤキ並木・緑豊かな神宮の森などが共存する、新しい都市をイメージしています。外装はガラス張りで、周りの景色を映し込む凹凸面のumiエリアと、施設内の賑わいを伝えるフラット面のshimaエリアで構成。

umiとshimaそれぞれのガラス反射により、施設全体で緑・人・街・店舗の風景が混ざり合い、神宮前6丁目ならではの眺めを創出します。また、開放的な屋上には緑あふれる階段状のテラスを設置するため、憩いの場として親しまれることでしょう。
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新綱島駅(神奈川県横浜市)

東急新横浜線が2022年度の下期に開業することに伴い、東急線として約20年ぶりに新設される駅です。コンセプトは「綱島の街の移り変わりを感じる駅」。綱島エリアの新たな玄関口となることで、街のさらなる活性化へつながると期待されています。

新駅の整備と連携しながら、新綱島駅に直結の複合施設「新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業」も建設中。竣工時期は、2023年10月を計画しています。建物は地上29階・地下2階建てで、単身者からファミリーまで対応する都市型住宅(252戸)のほか、商業テナントや公益施設、オフィスなどが集結する予定。区民センターとしても活用できる公益施設には、コンサートも可能な音響設備を備えたホールを完備。さらに、大きな絵画も展示可能なギャラリーも設けます。

横濱ゲートタワー(神奈川県横浜市)

「みなとみらい21地区58街区」で鹿島建設株式会社、住友生命保険相互会社、三井住友海上火災保険株式会社の3社が共同開発する、地上21階・地下1階建ての複合商業ビルです。グランドオープンは、2022年3月を予定。

館内には、研究開発施設や本社機能も備えた賃貸オフィスを中心に、貸会議室や医療モール、保育所、店舗&飲食店街などが入居。2階には、デジタルプラネットカフェを併設したプラネタリウムが登場し、横浜の新名所へと発展することに期待が高まっています。外観は、全面ガラス張りで爽快な雰囲気。球体でインパクトのあるプラネタリウムの外観は、近未来的なデザインに仕上がります。

また事業継続計画への対応として、高性能制震装置を採用しているのも特長の一つ。帰宅困難者の一時待機所としての機能も備えるため、災害時の支援施設としても役立つことでしょう。

斬新で利便性の高い機能を有する施設が誕生することで、周辺エリアが多様な変化を遂げていきます。新たな人の流れが生まれ、街のさらなる発展へとつながることもあるでしょう。今回紹介した建物以外にも、個性豊かな建築物が誕生予定。どんな風に街並みが変化していくのか、今後も楽しみです。

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