トップインテリアお仕事マガジン > 照明デザイナーや照明士など照明に関わる仕事について解説! 活躍の場や必要な資格は?

インテリア業界の就職・転職に役立つWebマガジン インテリアお仕事マガジン

照明デザイナーや照明士など照明に関わる仕事について解説! 活躍の場や必要な資格は?

画像素材:PIXTA
インテリアの照明に携わる職業には「照明デザイナー」や「照明コンサルタント」「照明士」などがあります。今回は、それぞれの仕事内容や就業するまでの道筋、取得しておきたい資格などについて解説します。

照明デザイナーとは?

店舗や商業施設、住宅などのインテリア照明をデザインし、安らぎや快適性を演出する職業です。クライアントの要望を基に、照明デザインの図案や模型を作成。最適な光源・照明手法・照明器具を選び抜き、光を巧みに操って空間を魅力的にしていきます。建築物のライトアップやイルミネーションなどの照明装飾に携わる時もあり、「ライティングデザイナー」と呼ばれることも。

■照明デザイナーになるには

学歴は関係ありませんが、美術系・芸術系の大学・専門学校や民間のスクールで、プロダクトデザインや空間デザイン、インテリアの知識を身につけておくと、就職活動の際に有利となるでしょう。照明デザインを専門に学べる学校は少ないため、空間デザインの一環として照明デザインを勉強することが多いようです。大学や専門学校には進学せず、別の職種でインテリアや建築の経験値を積んだあと、照明デザインに携わるという道筋もあります。

■就職先・活躍の場は?

インテリア照明をデザインしたい方はインテリア業界を、建築・都市照明を手がけたい方は建築業界を目指すのが良いでしょう。主な就職先は、照明デザイン事務所や照明施工会社、照明器具メーカーなどです。メーカーや施工会社の場合、照明デザイン専門の部署を設けているのは一部の企業だけなので、空間デザイナーや建築士、インテリアコーディネーターが、業務の一つとして照明デザインを任されるケースもあります。

■ステップアップの道筋や取得すべき資格

照明デザイン単体の依頼は少ないため、前述のようにインテリアデザイナーや建築士などが照明デザイナーを兼任するのが一般的です。経験を積む中でスキルアップし人脈も増やせば、将来的にフリーランスとして活躍する道も開けるかもしれません。

資格の保持は必須ではないものの、一般社団法人照明学会の「照明コンサルタント」「照明士」や、一般社団法人日本ライティングコーディネート協会の「ライティングコーディネーター」を取得しておくと、就職に有利となるでしょう。勤務先によっては、インテリアや建築の業務に関わる場合もあるため「インテリアコーディネーター」「建築士」の資格も役立ちます。
画像素材:PIXTA

照明コンサルタント・照明士とは?

一般社団法人照明学会の「照明基礎講座」に合格すると「照明コンサルタント」の称号が得られ、さらに専門的で高度な「照明専門講座」に合格した方には「照明士」の称号が授与されます。「照明コンサルタント」も「照明士」も、照明や光に関する高度な専門知識を活かして用途やコンセプトに合わせた照明プランを立案するプロフェッショナルです。

仕事内容は、陳列される商品と店舗イメージに調和する照明選びや、商品が美しく・見やすくなる照明のレイアウトなどさまざま。効果的な照明の当て方や、照明による雰囲気づくり・演出を考案することもあります。照明の省エネ効率を高める方法や、適度な明るさをキープしつつ快適に作業できる照明などをアドバイスするのも、仕事の一つです。建築士が建物の設計を任されていても、照明については、照明コンサルタントや照明士が担当する場合も多々あり、専門的な知識が高く評価されています。

■照明コンサルタントや照明士になるには

照明コンサルタントは「照明基礎講座」に、照明士は「照明専門講座」に合格する必要があります。どちらも一般社団法人照明学会が実施・認定する民間資格で、スクーリング(インターネットでのeラーニング講義)や通信教育での受講が可能です。「照明専門講座」を取得するには、一般社団法人照明学会の会員であることが条件となります。

■就職先・活躍の場や、必要な資格・スキルは?

インテリアデザイン会社や建築設計事務所、工務店のほか、照明メーカーや住宅メーカー、照明販売店など、就職先の選択肢は多岐にわたります。照明コンサルタントや照明士は、照明の配線と取り付けや、省エネに関する技能も必要なため、照明の知識だけでなく、電気分野のスキルやインテリア的なセンスなどを求められることも。自分が考案した照明プランを施行者や建築士などにプレゼンテーションする業務もあるため、提案力やコミュニケーション能力を磨くことも大切です。

照明によって、インテリアの印象は変化します。照明の演出次第では、人々を感動させたり、購買意欲をアップさせたりするほどの効果を得られることも。近年はメディアファサードなどの新技術も登場しており、光の専門家が活躍する場は、今後ますます広がっていくことでしょう。

求人@インテリアデザインでは、大手企業から個人事務所まで、業界内の様々な会社の採用情報を掲載しています。
多様な求人情報が見られるので、インテリアの照明に関わる仕事をはじめとしたインテリア業界の仕事を見つけることができます。

インテリアお仕事マガジンについて

インテリアお仕事マガジンが求職者の方へお届けするWebマガジン。
求職者より寄せられた悩みや疑問を元に、インテリアデザイン、施工管理、建築設計に関する業界知識や制度など、就職・転職に役立つ情報を定期配信しています。