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建築士に向いている人とは?性格や必要な能力は?3つのカテゴリーから自己診断!

建築士に向いている人とは?性格や必要な能力は?3つのカテゴリーから自己診断! 画像素材:PIXTA

クライアントの夢や希望を叶えるために一役を担う建築士。目指したい気持ちはあるけれど自分が向いているのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、建築士に向いている人の特徴について「興味・関心」「能力・得意分野」「性格的な特徴」の3カテゴリーに分けてご紹介します。ぜひ本記事を参考にして、自分が向いているのか、どんな特徴があれば好ましいのか自己診断してみてください。

建築・ものづくりに対する「興味・関心」

■ものづくりや建築が好き

日頃からDIYや工作などに取り組んでいて建築にも強い興味がある人は、建築士としての向上心、熱意を抱ける要素を持っています。ものづくり、建築への関心が、スキルアップや専門的な知識習得の意欲へとつながります。建物の品質や性能、費用、工期など多方面に気を配るというプレッシャーもありますが、建築やものづくりを楽しめる嗜好があれば、大変なこともやりがいを感じながら乗り越えられるでしょう。

■好奇心が旺盛で流行にも敏感

デザインや建築の流行は時代の流れと共に変化していくため、常に幅広くアンテナを張ることは、建築士として大切な要素です。好奇心が旺盛だと新しい情報をキャッチできる機会が多く、伝統だけにとらわれない斬新なアイデアの発案にもつながります。建築の技術は日々進歩しているため、好奇心を広げトレンドを追求することで、最先端のスキルも培われていくことでしょう。

■雑学が好きで知識が豊富

雑学が好きな人は知識が豊富。建築士は戸建てや集合住宅、商業施設、オフィスビル、学校、ホテルなどさまざまな建物に携わる分、幅広い知識が大いに役立ちます。まだ経験が浅い分野の建築に携わる際も、蓄積してきた知識がカバーしてくれるはずです。

建築の実務に活かせる「能力・得意分野」

■豊かな想像力と空間認識能力

クライアントが希望するデザインや色、使う素材、導入する設備などをイメージして図面を描く建築士にとって、豊かな想像力が大きな武器に。2次元の平面図から3次元の立体的な建物を素早く想像する能力も求められるため、優れた空間認識能力がある人も建築士に向いています。空間認識能力が高いと、建物のサイズを正しく把握できるため、図面を正確に作成する能力も身につきやすいでしょう。

■相手にわかりやすい説明でアピールする提案力

予算内でクライアントの希望を最大限に反映させるのが、建築士の腕の見せどころ。他社と比較するクライアントも多いため、相手が理解できるよう工夫しながら説明する提案力が欠かせません。コンペでプレゼンテーションを行う時もあるため、図面だけでなくCGのパースや模型、文章なども駆使して魅力をアピールする力も役立ちます。

■計画的な行動と臨機応変な対応力

工期を守ってプロジェクトを進行することが重要なため、逆算してスケジュールを組み計画的に行動するのが得意な方は、建築士として活躍するチャンスがあります。ただ時には、期日通りに資材が届かない、クライアントから急に希望の変更が入ったなど、想定外の事態になることも。計画通りに進まなかった時でも焦らず落ち着いて対処する、臨機応変な対応力を備えた人も、建築士に向いています。

建築士の業務スタイルにマッチする「性格的な特徴」

建築士に向いている人とは?性格や必要な能力は?3つのカテゴリーから自己診断! 画像素材:PIXTA

■人とコミュニケーションをとるのが好き

建築士はクライアントや協力会社、施工管理技士など社内外の多数の人と関わるため、人と話すのが好きな方は向いています。クライアントの要望を細かな部分まで引き出し正確に把握する必要もあるので、相手の話を聞き取るのが上手なことも大切な要素です。クライアントが望む建築物を形にしていく仕事なので、人に喜ばれることをやりがいにできる方も、建築士に向いているでしょう。

■チームワークを大切にして相手の立場を考えて動く

営業やCADオペレーター、職人など、社内外の多彩な人と連携する必要がある建築士は、協調性がありチームワークを大切にできる方に向いています。クライアントの希望を叶える仕事でもあるので、何をしたら満足してもらえるか相手の立場になって考えながら行動することも大切です。

■勉強に励み目標達成のために努力できる

建築士は資格取得のために長い学習時間を要し、実務でもスキルアップのために日々努力が必要。目標に向かって勉強を続けられる忍耐力が、とても重要です。自分が携わりたいプロジェクトを任されるようになるまでにも長い年月がかかることは珍しくなく、目標を達成するまで努力する粘り強さを持っている人が向いています。

■安全性のルールを順守するなど責任感が強い

建物の設計には安全性が不可欠。建築基準法や都市計画法、建設業法などの基準をクリアしているかどうか1つ1つ慎重に確認するなど、決まりをしっかりと守ることも建築士にとって重要です。法律規定を細かく覚えて順守するなどの責任感が強い方は、建築士に向いているでしょう。

向いている項目に1つでも当てはまれば建築士への転職チャンス

今回ご紹介した「向いている」要素に当てはまる数が多いほど活躍の可能性は高まりますが、1つでも当てはまれば素質は十分。昨今の建築業界は求人数が増加傾向にあるため、「目指したい気持ち」と「一歩踏み出す勇気」さえあればチャンスは広がります。自己診断の後は【求人@インテリアデザイン】で求人情報もチェックしてはいかがでしょうか?

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