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建築業界で重要なCADソフト。Vectorworks、AutoCAD、3Dソフトなど多様な種類を紹介

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建築業界の業務で、よく活用されている「CADソフト」。その種類はバラエティ豊かで、すべてを把握するのは難しいかもしれません。しかし、建築業界で働くうえではある程度の製品知識を身につけておきたいところ。今回はよく使われているCADソフトと、それぞれの特徴を紹介します。

よく使われているCADソフトは?

CADソフトとは、建築設計で使用する設計図や施工図などの作成をサポートしてくれるソフトのこと。現在は多種多様なCADソフトが販売されています。では、その中でも特に使われているのはどんなものなのでしょうか?

求人@インテリアデザインに登録している求職者のプロフィール公開者の「所持しているCADソフト」を調査したところ、「Vectorworks」が64.4%、「AutoCAD」が42.7%、3Dソフト(Rhinoceros 3D、Shade3D、Renderworks、form-Z)が合計で38.2%であることがわかりました。それぞれの特徴を見ていきましょう。

■Vectorworks

IllustratorやPhotoshopにも対応しており、デザイン性の高い建築物を手がける設計事務所やインテリアデザイン事務所、アトリエなどで使われることが多いツールです。1本のソフトで、3Dパースから平面図、提案書まで、幅広く作成できます。直感的に操作でき、2次元と3次元を連動させながら作図することも可能。データベースやプレゼン、3次元モデリング機能なども搭載されています。

■AutoCAD

2次元・3次元どちらも制作できる、優れた機能を持つ汎用CAD。国内だけでなく世界中で広く普及しているため、データを共有しやすいのが特徴です。作図方法の選択肢が幅広いだけでなく、精密な図面を描くことができ、CAD以外のファイルを参照してデータを取り込むこともできます。

ほかにも、2D作図・ドキュメント作成や、ビジュアライゼーション・3Dモデリングなど、多彩な機能を備えています。さらに、精度の高い設計データを効率良く安全に保存・共有できる、高度なテクノロジー「TrustedDWG」も搭載。自動化されたワークフロー、API、カスタマイズなどの拡張機能も付いています。

■3D CAD

3D CADとは、2次元の図面(2D)を3次元に拡張してくれるソフトのこと。立体的にデータを構築することでより具体的な設計ができるようになります。3D CADのソフトもまたさまざまにあり、Rhinoceros 3D、Shade3D、Renderworks、form-Zなどが挙げられます。

そのほか、多様なCADソフトを紹介

■Jw_cad

無償で提供される建築系汎用CADの中でも、普及率が高い2次元のソフトです。建築士が開発に携わっており、建築図面を描くための機能が充実。標準セットされた建築用の設備データや製図記号が多数あるほか、ネット上の無料データをダウンロードして使うこともでき、ハイクオリティな設計図を描くことが可能です。さらに、グリッド機能で建築パースやアクソメ図を手軽に作成でき、デザイン面でも役立ちます。

■REVIT

建築に特化した、BIMに最適なソフトです。BIMは3DのCADと異なり、最初から3次元で設計したうえで、3次元から2次元の図面を切り出して平面図を作成することが可能。設計した図面で使う資材・建材・価格・大きさ・数量などの情報を管理できます。

REVITには、構築建築設計や構造エンジニアリング、MEP(電気・機械・配管)、施工に役立つ機能などが搭載されています。はじめから3Dとして作成するので、ひと目で図面を理解しやすいのが特徴。クライアントに提案する際には、建物を実物のように見ることができるため、イメージを具体的に伝えやすくなることでしょう。修正する時はデータが連動するので、手間や時間を軽減できるのが長所です。
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■ArchiCAD

BIMを導入した、建築に特化しているCAD。直感的にソフト操作できる点に定評があり、機能が豊富でありながら、価格はリーズナブルです。2次元・3次元どちらにも対応しており、立面・平面・断面・3次元のどこからでも編集が可能。細かい設計や素材を設定する際は、建築物の一部を拡大して詳細を書き込めます。

変更した情報はすべての図面に反映されるため、図面の整合性を心配せず建物のデザインに集中できるのが長所です。1つの物件の作業を複数人で同時に進めることもでき、業務の効率が向上します。また、WindowsとMacどちらでも使用可能で、図面はiPadや他のソフトと連携できるため、プレゼンテーションや社内での共有をスムーズに行えることでしょう。

建築業界を支えるCADソフトは、今回ご紹介した以外にも多数。各CADの特徴を把握し、自分に合う製品を探してみてはいかがでしょうか。

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