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インテリアコーディネーターとは、既存の製品をコーディネートして快適な空間を作り上げる仕事です。照明機器やカーテン、家具や雑貨などを選び、依頼主の目的や希望に沿った空間をコーディネートします。家具メーカーや住宅メーカーで活躍するのが一般的ですが、住居だけでなくオフィスやホテル、レストラン、学校、公共施設なども対象です。
大学、短大、専門学校などで住宅やインテリアについて学び、住宅メーカー、家具メーカー、インテリアショップ、デザイン事務所などに就職するのが一般的。就職先の企業によっては入社時に専門的な知識がなくても仕事につくことが可能です。
インテリアコーディネーターになるには4年制の大学や短大、専門学校やスクールでインテリアについて学んでおくと有利です。建築や住宅について幅広く知識を身につけたいなら、4年制の大学がよいでしょう。専門学校のインテリア関連の学科・コースでは、インテリアの実務について集中的に学ぶことができるのがメリット。また、社会人になってからインテリアの知識を深めたいという人やインテリアコーディネーターを目指す人は、スクールや通信講座などで学ぶという選択肢もあります。
まずインテリアが好きなことが大事です。デザインや色彩についての知識のほか、インテリアに関する最新の動向なども常にチェックしておく必要があります。また、顧客の要望を聞きながら形にしていく仕事のためコミュニケーション能力があることも重要です。「なぜこの色のカーテンを選んだのか」など自身が選んだプランをわかりやすく説明する能力も求められます。コミュニケーション能力は働きながら磨くこともできますが、根本的に人と接することが好きという人や人に感謝されることに喜びを感じるという人が望ましいです。
インテリアコーディネーターになるために特定の資格は必要ありません。しかし、直結する資格に公益社団法人インテリア産業協会のインテリアコーディネーター資格があるので、取得しておくと就職にも有利ですし顧客からの信頼度も上がります。ほかに関連する資格として、二級建築士やインテリアプランナー、キッチンスペシャリスト、照明コンサルタントなどがあり、いずれもキャリアアップに役立ちます。また、必ずしも必要ではありませんが、建築に関わる法律、設計・製図の知識、図面作成のスキルがあると就職先や仕事の幅が広がります。
依頼主の好みやヒアリングをもとにプランを提案。照明機器やカーテン、家具や雑貨などを選び、依頼主の目的や希望に沿った空間をコーディネートするのが仕事です。インテリアの知識やセンスを活かして、ときには依頼主に提案やアドバイスを行いながら装飾・スタイリングを行います。家具メーカーや住宅メーカーで活躍するのが一般的ですが、オフィスやホテル、レストラン、学校、公共施設なども仕事の対象です。
9:30
出社。メールをチェックし必要なものには返信。
10:30
お客さまを迎えるために、ショップの掃除や開店準備。
11:00
ショップ開店。アポイントがあったお客さまとの打ち合わせ。
13:00
昼食
14:00
インテリアを提案するための資料作り。
15:00
建築現場へ足を運び、搬入に立ち会い。
17:00
メーカーに行って商品の確認作業など。
19:00
直帰。帰社して、資料作りや事務作業をすることもあります。
インテリアコーディネーターの平均年収は民間機関の試算によると380〜420万円程度といわれています。新人の頃は250〜350万円前後です。その後は個々のスキルアップによって差がつきます。正社員の給料でボリュームが多いのは380〜440万円程度。ただし、働く企業やスキル、雇用形態などによって大きな差があります。250〜700万円程度がおおよその給与幅です。フリーランスとして活躍する道もあり、実力があれば1000万円以上の高収入も可能です。
ヒアリングやプランの提案からはじまり、住宅づくりには長い時間がかかるため、ひとりの顧客と付き合う時間も長くなります。そのためインテリアコーディネーターの仕事の一番のやりがいは、顧客から感謝されたり、満足してもらえたりすることです。また、まっさらな空間から自分が提案した空間を一から作り上げるため、完成した際には大きな達成感を味わえます。自身の美的センスを活かせるのもこの仕事の魅力です。
インテリアコーディネーター