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建築・インテリア業界で収入の高い職種7選!平均年収が高い仕事は?職業をまとめて比較

建築・インテリア業界で収入の高い職種7選!平均年収が高い仕事は?職業をまとめて比較 画像素材:PIXTA

インテリア、建築業界の各職業の気になる収入についてまとめました。インテリアコーディネーターやインテリアデザイナー、施工管理技士、建築士、CADオペレーターなど、建築・インテリア業界の職業の主な就職先や年収についてご紹介します。

インテリア業界の職種の年収

インテリアコーディネーターの年収

住宅や店舗をメインに、家具やファブリック、インテリア雑貨などで室内インテリアをコーディネートするインテリアコーディネーター。就職先は、住宅メーカーやリフォーム会社、建築事務所やデザイン事務所、家具メーカーや住宅設備メーカー、ゼネコンなどです。

インテリアコーディネーターの年収のボリュームゾーンは、350〜400万円程度といわれていますが、もちろん就職先や経験によっても異なります。新人の平均年収は250〜350万円前後、実力や経験がある人なら450〜700万円ほどの収入を得ることも可能。実力によってはフリーランスなどでそれ以上の年収を得ている人もいます。

インテリアデザイナーの年収

内装や照明などの設備、家具、インテリア雑貨までトータルで住宅や室内空間をデザインするのがインテリアデザイナーの仕事。手がける建築物の対象は、住宅、オフィス、商業施設、公共施設、ホテルなど多岐にわたります。就職先は、建築事務所やデザイン事務所、住宅メーカー、リフォーム会社、内装施工会社、ゼネコンなどが中心です。

インテリアデザイナーの年収のボリュームゾーンは、400〜500万円程度といわれています。ただし就職先や経験によって異なり、新人の平均年収は300〜350万円前後、実力や経験がある人なら500〜800万円、もしくはそれ以上の収入を得ることも可能です。

空間デザイナーの年収

建築物だけでなく屋内外の空間を含め、設備やインテリア、装飾など、空間をトータルで作り上げるのが空間デザイナーの仕事。手がける範囲は幅広く、住宅、店舗、商業施設、公共施設、アミューズメント施設、屋外施設などです。就職先は、建築事務所やデザイン事務所、住宅メーカー、ゼネコンなどが中心です。

空間デザイナーの年収の下限は300万円前後ですが、およそ400〜500万円がボリュームゾーンといわれています。ただし、500〜800万円ほどの年収もそれほど珍しくはなく、また、独立してそれ以上の収入を得る人もいます。

建築業界の職種の年収

建築施工管理技士の年収

建設工事の管理をする建築施工管理技士。建設工事においてスケジュールや予算の管理、依頼者との打ち合わせ、現場での安全・品質・進捗を管理し、指揮、監督するのが仕事です。主な就職先は、建設会社やゼネコン、不動産会社、デベロッパー、ハウスメーカーなど。

建築施工管理技士の年収のボリュームゾーンは、400〜500万円ほどといわれています。ただし、実際は350万円程度から1,000万円超まで幅広く、持っている資格によっても収入は大きく変わるでしょう。目安として、無資格者は350万円〜、2級保持者は400万円〜、1級保持者は500万円〜です。1級資格を取得し経験を積めば年収1,000万円以上の高収入も狙えます。

建築施工管理技士は学歴問わずキャリアを積んでいける職業ですが、最終学歴により資格取得までに必要な実務経験が異なるため、早くキャリアアップをしたい人にとっては大卒などの学歴があったほうが有利です。

建築士の年収

一般住宅や店舗、オフィス、商業施設や公共施設などの企画・設計・デザイン・見積もりなどを行う建築士。主な就職先は、建築設計事務所やデザイン事務所、建設会社、ゼネコン、住宅メーカーなどです。

建築士として仕事をするには国家資格が必要ですが、取得している資格により扱える建築物が異なり、給与も違ってきます。それぞれの平均年収は、木造建築士が約350〜400万円、二級建築士が500万円前後、一級建築士が約700万円前後です。もちろん、実際は経験や実力により、例えば一級建築士の場合、初任給は年収400万円前後、大手ゼネコン勤務・経験者の年収は1,000万円前後。独立開業すれば2,000〜3,000万円ほどの収入を得ることも可能です。

建築・インテリア業界で収入の高い職種7選!平均年収が高い仕事は?職業をまとめて比較 画像素材:PIXTA

CG(パース)デザイナーの年収

CG(パース)デザイナーは、建築士や設計士が描いた図面をもとに、グラフィックソフトを使用し建物の外観や内装などの完成予想図を制作する仕事です。主な就職先は、建築設計事務所やデザイン事務所、住宅メーカー、ゼネコンのほか、建設会社やゼネコンなどの大手企業から依頼を請けているCG制作専門会社で働くこともあります。

他業界も含めたCGデザイナーの年収は、350〜450万円がボリュームゾーンです。新人は270~350万円ほど。ある程度経験を重ねた40代は500~520万円ほどです。もちろん、実力や会社によってはそれ以上の年収を目指すことも可能です。

CADオペレーターの年収

CADオペレーターはデザイナーや設計士の指示をもとに、CADソフトを用いて設計図をつくる仕事。主な就職先は、デザイン事務所や設計事務所、ゼネコン、家具メーカー、土木関連企業などです。建築物のほかにも家電、家具、車や電車や飛行機などCADソフトを使った設計図はあらゆる分野で使われているため、さまざまな分野で活躍のチャンスがあります。

企業に勤務するCADオペレーターの平均年収は一般的に300~400万円といわれています。実務経験が豊富なCADオペレーターの年収は500万円ほど。もちろん実力によってはそれ以上の収入を得ることも可能です。

資格取得や実力次第で収入アップ!

インテリア業界・建築業界の職業は、専門性の高い知識・スキルが求められる仕事が多くあります。だからこそ、職種に関連する資格取得を目指したり、実際の仕事を経験する中でスキル・実力を積んでいくことで、さらなるキャリアアップ・年収アップを目指すことができます。それぞれの職業に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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